・WWL得点
WWL得点（加重平均作業負荷得点：mean Weighted WorkLoad score）
被験者が作業の後で，6つの尺度に対してより重要だと選んだ順を，5（最も重要）〜0（最も重要でない）の値で重みを付ける．また，被験者は6つの尺度それぞれに対するスコアを0〜100の間で適当な位置を設定する．そのふたつのデータ，重みとスコア定を用いて加重平均した値．
・AWWL得点
AWWL得点（適応加重平均作業負荷得点：Adaptive mean Weighted WorkLoad score）
神代 雅晴（産業医科大学 視聴覚教育センター長 人間工学所属）と，三宅 晋司（産業医科大学 視聴覚教育センター副センター長 第２環境管理学所属）が提案した得点．これは，ワークロード評価のロースコアの高さの順に，尺度に6,5,4,3,2,1の重みをつけて平均した値であり，WWL得点との相関が.989と高いうえ，被験者のバラツキがWWL得点よりも小さいという利点のあることが報告されている．
また，AWWL得点はWWL得点に比べて被験者間の変動を押さえられるということを三宅と神代が裏付けたという報告がある．
■参考…このサイト内のメンタルワークロードの説明に飛びます．