2010年度　卒業論文

GPS付き車いす経路リアルタイム案内システム

情報バリアフリー研究室
脇坂　龍

実験内容-入力画面

　まず，システムの入力についてですが，近隣の建物と目的地を決定してもらいます．本システムでは，施設をカテゴリ別に分類し，そこから選択してもらう仕様となっています．近隣の建物をユーザに入力してもらうことで，自分がどの方向に進めばよいか，また，自分が思っている建物と地図内での建物が合致しているか，などを確認することができます．同時に，自身が走行可能な障害物を※縦断勾配・横断勾配・段差の中で該当する数値にチェックをしてもらい，その数値の範囲で現在地から目的地までの経路を算出します．

※ここで言う縦断勾配とは，移動方向に対して前後に高低差がある傾斜で，横断
　勾配とは，移動方向に対して左右に高低差がある傾斜のことを指します．

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