2010年度 卒業論文

GPS付き車いす経路リアルタイム案内システム

情報バリアフリー研究室
脇坂 龍


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概要
実験内容-入力画面
実験内容-出力画面
結論
リンク
研究の背景と目的

 車いすでの移動は,勾配や段差などによって進行が困難な道や引き返すことを強いられる道に遭遇し,手間や労力を非常に取られることがあります. これらの体験は,外出に対する抵抗感に繋がると考えられますが,バリアフリー新法などによって,駅やデパートなどの建物内では, 車いす利用者の移動の妨げとなる勾配や段差などの障害物に対して,対応が取られるようになってきています. ところが,一歩外に踏み出せば,勾配のある道路や,どこにもスロープが設けられていない段差に囲まれた歩道があったりと, 舗装された道路でも車いすではきちんと利用できない場面がいくつも見られます.
 そこで,車いす利用者の自律移動支援を行うため,移動の妨げとなる障害物を回避し,最適であると思われる安全かつ安心な経路を案内することを 目的に本システムを構築しました.