2007年度
「高齢者のためのパソコン入門講座(詳細評価と問題抽出)」
情報バリアフリー研究室 前田昌志
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7.結論

 本研究は,パソコン教材と補足資料(操作集・虎の巻)を実際に高齢者に使ってもらい,補足資料としての有用性を調べる評価実験を行った.また,評価結果をもとに「パソコン入門講座」をHTMLドキュメントで試作した.

 操作集と虎の巻の評価結果として共にA+とCがあり,有益な点と欠点があることが分かった.これらの欠点を補った操作集と虎の巻の評価実験を外園氏がしているのでそちらも参照していただきたい.


 今後の課題としては,実際に「パソコン入門講座」が高齢者にとって分りやすいパソコン教材であるか評価していないので,評価する必要がある.また「パソコン入門講座」に音声をつけるとより一層,分りやすいパソコン教材になるのではないかと考える